【完】俺のカノジョは生徒会長




次の日。

俺はミヤギホールへ向かっていた。



電車に揺られながら窓の外の景色をぼんやりと見つめる。



飛び行く景色のひとつに、見覚えのある屋根があった。

紗良の家の赤い屋根。


その屋根はたちまち俺の後ろに流れていった。


なんか、これでいいんだろうか。




あー! もー、わかんねぇ。






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