【完】俺のカノジョは生徒会長
「馬鹿野郎! なんてことしてんだ! 」
ここは俺の家のリビング。そこのテーブルを家族が囲んでいる。
そこで俺は親父に怒られていた。
理由は俺が紗良__生徒会長__と仲がいいという噂をどこからかお袋が嗅ぎ付けたようだ。
宇宙姉ちゃんは黙って俯いていた。
「これがどれだけのことかわかってんのか!?」
かつてKINGsのリーダーだった親父は今でもいかつい。怒っていると無駄に恐ろしく感じる。