【完】俺のカノジョは生徒会長
「あ、兄貴ぃ…、まってくだせぇ…」
やべえな、俊行が死んでる。
「お前、体力ねぇなぁ」
「すんません…」
「いいよ、別に」
倉庫にはすでに何人かが集まり始めていた。
「おい、日向はどうした? 」
あいっつ、全員集まったと思ったら、来てねぇじゃん。
「も、もう一度連絡してみます! 」
「や、俊行、俺がする。スマホ貸せや」
「は、はい! 」
俊行のスマホを操作して、日向に電話をかける。
日向は3コールで電話に出た。
「なに? 俊行」
俺は今までの怒りを全て声に託して、言った。