【完】俺のカノジョは生徒会長
18時間目 家族の温かさ
泣いていたら、いつ来たのか、宇宙姉ちゃんが隣に座っていた。
俺はそれに気付き、急に恥ずかしくなった。
だって、大の男がよ。
泣いてるなんて、気持ち悪ぃだろ。
俺は宇宙姉ちゃんに赤くなった顔が見られないように、そっぽを向いた。
明るい満月は、俺の火照った頬の色をごまかすかのように、青く光っていた。