【完】俺のカノジョは生徒会長



小学生か中学生以来、久しぶりにまともに授業を受けた俺は、なんとも言えない充実感に浸っていた。




「神田の兄貴」


教室の入り口から俊行が俺を呼んでいる。
それに軽く返事をして俺は席をたった。


歩きながら俊行とどうでもいいような世間話をする。

テストがどうだの、担任がどうだの。
そういう、ほんとどうでもいい話。


そんなこんなですぐに集会の場所は見えてきた。




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