【完】俺のカノジョは生徒会長
何だかんだで俺の家にきた巧。
「ただいまー」
「おっ邪魔しまーす! 」
「あー、雷じゃん。おかえり」
「宇宙姉ちゃん、こいつ友達の巧。巧、こっちは姉ちゃんの宇宙」
「よろしく、巧」
「あーはい」
ふっと巧の方を観ると、頬を赤くした間抜け面をしていた。
あーあー、こりゃ宇宙姉ちゃんに惚れたかな?
まー宇宙姉ちゃんは高いけど。
「巧行くぞ」
「あ、うん」
「俺の部屋、階段上がって右な。俺、飲みもん持ってくわ」
「おう」
巧はぼんやりした顔で階段を上がっていった。
あいつ、大丈夫かぁ?