【完】俺のカノジョは生徒会長
_______チュンチュン。
朝だ。
眠い目をこすり、起き上がる。
時計を確認すると、朝の7時だった。
そろそろ雷は起きてるかな。
そう思いながらも着替えて髪を整えると、足は自然と向かいの雷の部屋に向いた。
私が起こしにいく必要ももうないんだろうけど、癖だからしょうがない。
「雷? 入るよ」
返事がない。
もう起きてるかな。
そう思いながらもドアを開ける。
すると、なかには雷が倒れていた。
「えっ、嘘! 雷! 雷ってば! 」
私の唇がカタカタ震える。
私は階段を駆け下りた。
「母さん、父さん! ら、雷が! 」
2人の慌てた顔が見えたのを最後に私の視界は暗くなった。