【完】俺のカノジョは生徒会長



そのまま俺たちは階段を降りて、生徒会室へ向かった。



まだ紗良たちは来ていなくて、しばらく部屋の外で待っていた。



待っている間も俺たちの前を様々な生徒が通りすぎる。
みんな一瞬俺を見ると、走り去っていく。
だが、たまに失礼なやつで俺のことをじろじろ見てくるやつもいた。



くそっ、紗良早くこいよっ!



みんなには紗良と付き合っていたことを話していない。


それはこういうところで裏目にでる。



「ねー、カーレシ♡」

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