駅のホームで会いましょう
「俺にひまりのこと奪って来いと?」

「うん。稜くんにしか頼めないの。」

いや…いやいやいや無理でしょ!

「なんで俺なの!?浩でいいじゃん。」

「俺かよ!」

「ヒロちゃんじゃ無理なの。だって、ヒロちゃんは馬鹿だからそんな騙すことなんてできないもん。」

「何気に馬鹿にされてない?」

「ヒロちゃんは黙ってて。お願いします。」

「そこまでして、ひまりと修斗くん?って人を別れさせたいの?」

「それは…」
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