駅のホームで会いましょう
「気づいてたんだ。」

後ろから声がしたので振り返ると、そこには、ひまりと同じ学校の制服を着た男がいた。なんつーか、チャラそう…

「知り合い?」

「……この人が修斗くん。」

こいつが…ひまり、こんなのと付き合ってたのかよ。

「ひまりちゃん、動機まで分かってるんだ。さすがだね。」

「何で、私じゃなくて栞ちゃんなの!?栞ちゃんは関係ないでしょ!!」

「だって、ひまりちゃんを一番傷つける方法はそれでしょ?まぁ、今は違うみたいだけど。」

こいつ……
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