駅のホームで会いましょう
3.結果と代償
心配したんだから… side:Himari
「ひまりちゃん。いつもありがとね。」
「いえ…こうなっちゃったのも私のせいですから。」
対決の後、稜くんと修斗くんは病院へ運ばれた。修斗くんはすぐに意識を取り戻したものの、稜くんは…
「この子も、いったいいつまで眠ってるつもりなのかしらね。もう、1週間よ。」
あれから1週間、稜くんはまだ目覚めない。今、病室で話してたのは稜くんのお母さん。あの日、泣きじゃくってた私の話を聞いてくれた。稜くんと同じで優しい人だ。でも、私のこと、稜くんの彼女だって勘違いしている。違うって何度も言ったのに…
「時間だ…私もう行きますね。」
「じゃあね。」
早く目覚めて。きちんと伝えたいの。
「稜くんが大好きです。」
「いえ…こうなっちゃったのも私のせいですから。」
対決の後、稜くんと修斗くんは病院へ運ばれた。修斗くんはすぐに意識を取り戻したものの、稜くんは…
「この子も、いったいいつまで眠ってるつもりなのかしらね。もう、1週間よ。」
あれから1週間、稜くんはまだ目覚めない。今、病室で話してたのは稜くんのお母さん。あの日、泣きじゃくってた私の話を聞いてくれた。稜くんと同じで優しい人だ。でも、私のこと、稜くんの彼女だって勘違いしている。違うって何度も言ったのに…
「時間だ…私もう行きますね。」
「じゃあね。」
早く目覚めて。きちんと伝えたいの。
「稜くんが大好きです。」