駅のホームで会いましょう
「急にごめんね。ひまりちゃん、学校休んだって聞いたからさ。」

「こっちこそ、心配をおかけして…」

「いいよ。仕方ないよ。あんなにひまりちゃん中心だったヤツがまさか忘れてるだなんて。」

「浩くん。いつもご迷惑を…」

「ええっ?迷惑だなんてそんなこと…」

「だって、前に稜くんのこと好きだって気づいたときだって。」

「ああ、そうだったね。俺さ、稜には幸せになって欲しいんだ。」

「浩くんって、稜くんのこと大好きなんだね。」

「ひまりちゃんには負けるけどね。まぁ、とにかく、あいつの記憶が戻るまで頑張ろうな!!」

「うん。」
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