駅のホームで会いましょう
4.愛と想い

もう一度…

「ふーん。それじゃあ、ひまりちゃんのこと思い出したんだ?」

退院後の初登校日、教室に入ると同時に俺は浩へすべて言った。

「俺、ひまりに何言ってんだよ~。」

「まさに、『後悔先に立たず』だな。てか、話してる暇あったら、何ができるか考えようぜ。ひまりちゃん、手術受けるらしいし。」

「マジ!!!?」

「しぃが言ってた。てか、ひまりちゃん体調悪かったのに毎日、稜の見舞いに来てくれてたんだね。」

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