一番好き
手を取って
好きの気持ちは同じ?
「た、谷口…………それって…………」
「高橋くん、私ねずっと何でも出来て皆の人気者のお姉ちゃんが妬ましかった
私の事を好きでも、お姉ちゃんを見たらみんなお姉ちゃんを好きになるの
それが辛くて……………どんどん自信も無くなって
誠也や龍からの気持ちは嬉しかった
でも、二人だってお姉ちゃんと会えば…………って思うと
私自身、恋愛を遠ざけてたんだと思う
でも、高橋くんは違ったの………」
谷口の言葉一つ一つが宝物の様に感じる