完全版ケータイ小説の書き方
完全版
「今回はケータイ小説の書き方講座です。前回と同様に薄毛をいかに隠すかの講師の山高先生です。」
「皆さんどうも、山高です。来週はいかに中年になっても若い女の子と寝るかを担当します。
そちらもよろしくお願いします。」
「先生来週の事は良いのでケータイ小説の書き方です。先生もケータイ小説を書いてるとか。
いかに人気作家になり書籍になるのでしょう。」
「あー私書いてるけど人気も書籍も全く関係ないんです。しかし、傾向と対策は分かります。
肝心な事はケータイで書けよです!」
「え!?ケータイ小説だからケータイで書くのでは?」
「いや、中にはパソコン使ってますね。あれは、いけませんね。パソコン小説になりますからね。
出来たらガラケーで書いて欲しいけど、スマホもOKです。
しかし、パソコンはダメです。」
「何故ですか?パソコンで書いた方が画面も大きいし色々良いのではないんですか?」
「それなら、パソコン買えない人やパソコン使えない人は不利ですよ。ケータイ小説は小学生から書けるのに小学生がパソコン普通に持ってるか?
そんな裕福な小学生なんて一部だよ。
大抵の小学生は、今日のご飯に白米が沢山入ってるかなとかですよ。」
「いつの時代ですか!?」
「あのね、いつの時代ってか現在ですよ。そうなるんですよ。このまま自民党が傲慢ならね。
先取りです。それに僕の小学生の頃はマイコンって言ってました。
実際に見たのは、高校生になってからですがね。あっという間ですよ。
時代は変わるんです。水戸黄門が終わると誰が予測しました。
笑点もそのうち終わりますよ。跡目争いですな。次の司会者を誰にするかです。
山田君かも知れませんよ。
新婚さんいらっしゃいは、三枝が椅子から落ちられなくなったら終わりだけどね。
それに、今の世の流れでは笑いは駄目だとなりますよ。
戦意高揚効果をあげるためです。
あらゆる物に検閲入りますよ。この講座だってね。」
「それは、先生の思い過ごしではないのですか?」
「いや、そのうち四十代が十七才と寝てはいけなくなりますよ。検閲です。
だから今のうちに私は若い女の子とどうやって寝るかも考えてるんです。
実践もしてますよ。」
「先生今でも十七才と寝てはいけませんよ。」
「まあね、それを私が知らないと思ってるのか?隠れてならOKです。ただし女の子の身体がきちんと受け入れ体制ならです。」
「それは、今度の講座ですね。」
「同じ事なんですよ。そのうち皆戦争に行くんだからね。」
「先生、まあケータイ小説ですよ。落ち着いて下さい。」
「だから、ケータイ小説はケータイで書けとね。それとこういうのを書くなですよ。反面教師ですよ。」
「う~ん…」
「それと若い女の子と風呂に入る時には頭はお湯につけるなですよ。
出たら落武者みたいと言われますよ。
薄毛をいかに隠すかもかなり大事ですよ。」
「う~ん…」
「どうせ戦争になるんだから楽しまないとね。君もケータイ小説で人気作家になるより若い女の子と寝たいだろう?今回来てる女性も出来たら若い男と寝たいんだよ。」
「う~ん…まあ若い女の子とはね。」
「ケータイ小説は、ケータイで書けだよ。それより今のうちに楽しめだけどね。やりまくれだよ。気持ち良い事をね。」
「分かりました。しかし、これが今回の検閲に引っ掛からないか心配です。」
「あ!そうだなあ。今のうちに言っておけやりまくれ!戦争が来るぞ!」
「来週の講座はどうなりますか?」
「状況の大きな変化がないかぎりやるよ。とにかくやりまくれだよ。私も帰って若い女の子探さないと。
今回の結論はやりまくれだよ。」
「え!?今回の結論はケータイ小説はケータイで書けでしょう。」
「やりまくれもケータイで書けも一緒じゃないか!」
「全然違いますね。」
「それと笑点の次期司会者は私は山田君を推しメンだから頼んだよ。」
※表紙と内容に若干の違いが有りますが意図した物です。
おわり