鏡の中





「そんな夢見たから、俺学校行きたくねーよ。」

「何ゆってんのよー」

「ははっ冗談。でもいつでも俺は那とセックスしたいよー」



何も言えなくなった那にそっとキスをして、

「ごちそうさま。」



と志は不敵に笑った。






支度を終えて、志は玄関に立つ。

「じゃあ俺行くわー連絡しろよー」

「うん。今日3限だけだから、それくらいの時間に連絡するね。」

「ん」



志は思い切り那を抱きしめて、出て行った。





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