晴れ、のち晴れ
そう来るとは思わず、ピザが変な方に入りそうになった。
「急になんだよ」
「…勉強している様子がないから」
「あー今、しょうしか?って奴で子供少ないから、勉強しなくてもどっか入れるって」
「んなわけないだろ」
「お兄様がみてあげたら?暇でしょう」
「…俺も受験生なんだけど」
「あれ、お前中三だっけ?」
「高三」
同い年…じゃ、やっぱりなかった。だけど高三にしては、幼く感じる。童顔って奴だろうか。