硝子の檻。
けーちゃんは、とても心配症だ。
離れて暮らしている時、私は少し風邪を引いていて、でも、ほんのちょっとの微熱で、友達だって気付かなかったのに…
けーちゃんは、電話越しの声だけで、気付いてくれた。
それだけでも驚いたのに、もっと驚いたのは、その後、会いに来てくれた。
私の住んでいる町と、けーちゃんの住んでいる町は少し離れている。
夜中、雪が降りしきる中、彼は鼻を真っ赤にしながら、冷えピタとか、お薬とか、いっぱい持って……
私に会いに来てくれた。
彼が持つ愛情の大きさを、その時私は知ったんだ。
離れて暮らしている時、私は少し風邪を引いていて、でも、ほんのちょっとの微熱で、友達だって気付かなかったのに…
けーちゃんは、電話越しの声だけで、気付いてくれた。
それだけでも驚いたのに、もっと驚いたのは、その後、会いに来てくれた。
私の住んでいる町と、けーちゃんの住んでいる町は少し離れている。
夜中、雪が降りしきる中、彼は鼻を真っ赤にしながら、冷えピタとか、お薬とか、いっぱい持って……
私に会いに来てくれた。
彼が持つ愛情の大きさを、その時私は知ったんだ。