私は裏方でいいです(仮)
セカンドステージ
セナへの一歩
それは突然のことだった。
「あのさ、これってどういう状況?」
この前見つけた秘密基地こと音楽室から教室に向かう途中に私は何者かによってここに連れて来られた。
何者かではないか。
犯人はこいつ、久住葉月。
「しまっちに聞きたい事があるんだ!」
ここは理科室。
芸能科でも実験ってするわけ?
だいたいここに集められたこのメンバーは何だ。
久住君はじめ、赤井君に英君。
サンライトの集合じゃないか。
「ねぇ、俺の話を聞いてる?」
「、、、何?」
全然聞いてなかった。