私は裏方でいいです(仮)


碧唯side


葉月の言葉に俺は考えてしまった。


そうかセナに頼んだら曲を書いてもらえるかもしれない。
直接本人には言えなくてもこの前ぶつかったあのマネみたいな人に言ったらセナに伝わるんじゃ。


クソッ、この前名前聞いとけばよかった。


「英君、プリント回してくれない?」


「あ、ごめん。」


あれ、そう言えばあのマネの声こいつに似てないか?


「なになに、碧ちゃん。しまっちのこと見つめちゃって。」


「うるせ、いちいち言うな。」


まー、ないか。



英side終わり


< 212 / 227 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop