私は裏方でいいです(仮)


部屋を逃げるように出て溜息一つ。
社長の言ったお金はずむからは「やれ。」と一緒だ。


応援歌なんて書いたことないっての!
はー、溜息しか出ない。



「待って!、、、ナナさん!」


ナナさん?あ、私のとこ?



「えっと、アオ、くん、だよね?
私に何か用かな?」



やばい。こんな距離で話したら正体がバレる。



「俺の通う学校に七瀬詩茉て子がいるんですけど、もしかして従姉妹とかですか?」





、、、ぎゃーっ!!きたーっ!
でも、ここでバレるわけにはいかない。



「私の名前は内田菜々子です。
アオ君のいう七瀬詩茉さんとは無関係ですよ?
それでは私は仕事がありますのでこれで失礼します。」



心臓がバクバクする中早歩きでその場を去り坂峰さんの所まで急いだ。


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