私は裏方でいいです(仮)


仁科side


場面は車内。



「社長、詩茉さんをあの場で歌わせて良かったのですか?」



「いいんだ。
これは私の計画の第1段階なんだから。」



そう、第1段階。
詩茉はあの声を活かせば歌の世界ではトップクラスに当たる。

彼女はもっと世に知られる存在。


こんな所で才能を止めてたまるか。



今回のことでテレビ出演も出来ることも分かったしいずれはライブも夢ではないかもしれない。



彼女は無限の可能性を秘めた希望の星(ガタッ!)

「、、、いってーっ!!!」



「馬鹿ですか、貴方は。
車内でいきなり立たないで下さい。
車が傷つきます。」



「ッ、車じゃなくて俺の心配しろよ!」



ゴホッン
改めて、詩茉はもっと世に出していく!



詩茉「ハックシュン!
あー、寒気がする。」



詩茉は仁科が怪しい笑みを浮かべて笑っていることは知らない。

そしてそれを見ていた辻は仁科の行動に引いていた。



仁科side終わり



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