私は裏方でいいです(仮)


、、、、今何時だ。
え、ヤバ。12時過ぎてる。

でも、さすが馬場ちゃん。(←保健室の先生)
寝かせてくれるところが大好き。



「あ、起きたね。どう体調は?」


「少し良くなりました。」


「でも顔色はまだ悪いみたいだから今日は帰りなさい。
荷物もあるし、直に保護者の方が迎えに来るから。」



「はぃ、、、、ん!?」



え、保護者って鈴さんのこと?
鈴さんしかいないよね?



「馬場先生、鈴城さんがお見えになったよ。」



「ありがとうございます。
ほら、詩茉ちゃん帰りなさい。」



ちょっと頭が混乱する中職員室に向かう。

、、、本当に来たんだ。鈴さん



職員室にいた見慣れた後ろ姿にそう呟いた。



< 92 / 227 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop