生贄投票
「みんながタマのボットに期待して、全然タップしなくなって、それでタマが作れなかったら、

カンナを助けられなかったときに、みんながタマのせいにしちゃうってことだよね?」


「うん。そう」


亜夢が頷く。


「確かにそれでみんなの反感をかって、タマが次の生贄に選ばれちゃったりするかも」


涼子も顔を歪める。


「じゃあどうする?」


美奈都は二人の顔を交互に見た。
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