生贄投票
「何か良い方法がないか考えよう」


「うん」


亜夢の呼びかけに、二人は頷く。


「ちなみにさぁ、これってずっと続くのかな?」


「これって、生贄投票のこと?」


質問した美奈都に、涼子が聞き返した。


「うん。そう」


「確か今週の生贄を決める投票をって書いてたよね?」


すでに投票した時の画面は消えて無くなっているから、涼子は記憶を呼び起こしながら答えた。
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