生贄投票
料理を作った早百合は、すぐに娘の部屋へと向かう。


部屋に入った途端、環奈は嬉しそうに目を輝かせた。


「ご飯が出来たから食べてらっしゃい」



「お母さん」


「あと、お風呂にも入っておいで、その間代わっててあげるから」


「有り難う」


環奈は嬉しそうに微笑むと、着替えを持って部屋を出て行く。


残った早百合は、すぐに娘のスマートホンを手にした。
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