生贄投票
「オマエさぁ、バカなんじゃねぇの?」


エルゴンは小バカにしたように、ニヤリと微笑む。


「え?」


「タップなんかしたって助かるわけねぇだろ。時間のムダなんだよ」


「な、そんなことないわ! みんながちゃんとタップしてくれれば、クリア出来るんだもの」


「くっ、くっ、くっ」


エルゴンはニヤニヤとして笑い出した。
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