生贄投票
どうしよう……。目の前が真っ暗になって、意識しないのに身体が震える。


(そんなこと書いてあった?)


そう思っても、あの画面は呼び出せないから、確認のしようがない。


こんなことなら、あの画面を画像保存しておけばよかったと思ったけど、今更後の祭りである。


あの投票画面が来たときは、いつも怖くなって、内容をじっくり確認する余裕がなかったのだ。


(どうしよう? どうしたらいいの……?)


次々とメールの受信を告げる音を聞きながら、明里はスマートホンを手にする気になれなかった。
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