生贄投票
「マジかよ……」
修太の声が震える。
「犯人は伊藤先生?」
美奈都が聞いた。
「あの野郎……。二階堂は自殺じゃない。自殺にみせかけて殺されてたんだ」
「マジかよ?」
修太に向かって涼花が問う。
「どう考えたってそうだろ。この日記を書いた段階じゃ、二階堂は死ぬ気なんて全然ない。それどころか俺たちを守るために、伊藤に接触しようとしてる」
「じゃあ、やっぱり二階堂は伊藤に殺されたんだよな」
「間違いないと思う。そしてこの日記を読んだ二階堂の兄貴も、伊藤に接触して殺されたんだと思う」
修太は二人の顔を見た。
修太の声が震える。
「犯人は伊藤先生?」
美奈都が聞いた。
「あの野郎……。二階堂は自殺じゃない。自殺にみせかけて殺されてたんだ」
「マジかよ?」
修太に向かって涼花が問う。
「どう考えたってそうだろ。この日記を書いた段階じゃ、二階堂は死ぬ気なんて全然ない。それどころか俺たちを守るために、伊藤に接触しようとしてる」
「じゃあ、やっぱり二階堂は伊藤に殺されたんだよな」
「間違いないと思う。そしてこの日記を読んだ二階堂の兄貴も、伊藤に接触して殺されたんだと思う」
修太は二人の顔を見た。