生贄投票
「そっちじゃなくて、こっちだよ」


涼花は立ち上がると、美沙希の胸を揉んだ。


「ちょ、涼ちゃんのエッチ!」


「大きくなってるじゃん。Bカップかな?」


「違うよ! Cだよ。C!」


「おお。Cかぁ、ママより大きいじゃん。高校二年生にもなると、やっぱ出るとこは出るもんだな」


「もう、セクハラだよ」


美沙希は文句を言った。


「そんなことくらいで文句をいうとこを見ると、ミサキはまだ処女だな」


涼花がニヤッと笑う。


「ちょ、当たり前じゃん。まだ高校生だよ!」


「そうか? アタシは高校生の時に、今の旦那とエッチしてたけどなぁ」


「っていうか、高校の時の彼氏と結婚して、今まで一筋って、涼ちゃんってすごいよね。そのてんうちのママなんて、バツ2だし」


「ちょっと美沙希! ママのことは関係ないでしょ」


美奈都が慌てて怒鳴った。
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