スクール・キラー お嬢様の秘密







「なっ…!
ど、どうしたのいきなり!?」




見るからに動揺し始める真宮くん。

徐々に、顔が真っ赤に染まっていく。





「…ご、ごめんなさいっ…。

で、でも、真宮くんって、優しいでしょ?
あたしにも、話しかけてきてくれて…。

だけど、もし彼女さんとか、好きな人いたら…悪いから…」





…あ、あれ?

何でだろう…。






凄く、胸が苦しい…。

泣きたくなってきちゃった…。





真宮くんに、彼女や好きな人がいたら。







あたしは今までと変わらないで、

キミの傍にいられる?





「大丈夫?」って聞いてくれる真宮くんに、

「大丈夫!」って返せるの、あたしは…。








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