†詩集†
恋愛悲愴
私はどれくらい好きな気持ちに鍵を掛ければいいの?
会いたくて
逢いたくて
好きだから会えなくて…
傍に居るだけで意識しちゃうなんて子供なのかな?
子供って思われても良い。だから、アナタに一度だけ甘えたい。
叶わない願いだって知ってても願ってしまう。
ベランダに出て夜空を見上げた。
輝く星はとても綺麗で、ちっぽけな私は吸い込まれそうになった。
星数ほどの人の中から私たちは選ばれて出会った。
きっと運命だって思ってた。
でも…違かったみたい。
溢れる思いが涙になって、好きな気持ちが切なく膨れ上がる。
不意にアナタとのの思い出が走馬灯のように駆け巡った。
下校時間のとっくに過ぎた学校で肝試しをしたよね。
私のわがままで一緒に買い物をして…。
喧嘩して私がアナタを相手にしなかったとき、ごめんなって言って、私の好きな紅茶の茶葉をくれたこともあったね。
一緒に遊んで、笑って、泣いて、怒って…アナタに会える毎日が楽しかった。
今はもう顔を見ることも、話すこともなくなった。
でも…愛してる。
だから、今この瞬間だけで良いからアナタを好きでいさせて下さい。