暴走族と少女
「軽々しく名前呼ばないでくれる。私は、貴方の所に戻る気なんてこれぽっちもないわ。」

香「それじゃあ、人の死に様を見にでも来たか?(笑)」

「違うわ。止めに来たのよ。」

『!?』

香「止めに?無理だろ。護られてばかりのお姫様には無理なこった。」

「無理かどうかはやってみないとわからないじゃないの?それに、護られるだけはもう、沢山なの!私は、大切な人を護りたい!」

香「でも、お前だけで何ができる?」

「さぁ?それより、私も聞きたいことがあるの。どうして、私を傍に置く必要があるの?」
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