暴走族と少女
それからは、残ってる奴を殴ったり、蹴ったりした。その時の記憶はあまりない。ただ、体が軽かったことだけ覚えてる。

気が付いたら私は、倒れてる人の真ん中に立っていた。周りの人は皆、気絶している。これは、全部私がやったんだ。


私は、あの時みたいになってしまったのだろうか?あの時の記憶はない。ただ、今みたいに立っていた。気絶している人の真ん中に立っていた。

夏「ヒヨ!!」

夏刃………また、悲しそうな顔させちゃったね。

「ゴメンね。」

私の意識はそこで途切れた。
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