暴走族と少女

？「そうだったのか。まさか、あれからそんなことがあったとはな…………。」

ｶﾞﾀｶﾞﾀ

皆が椅子から飛び退いた。

陽「父さん！驚かすなよ！」

輝「悪い悪い。それより、大変だったんだな……もう、あれから7年たってんだよな。」

陽「ヒヨが誘拐された事件について何か知ってんの？」

輝「知ってるも何も、その事件の担当俺だったし。」

身内に警察関係者がいて良かった。

輝「通報があったんだ。誘拐されてるってな。そっから、車のナンバー教えてもらって救出しに行ったよ。」

柚「それから……どうなったんですか？」