暴走族と少女
「お邪魔します。」

中に入る。

母「適当に座って。」

近くにあったソファーに腰を掛ける。その目の前に腰を掛ける、あの人。

母「ごめんなさいね。いきなり、会いたいなんて…………でも、謝っておきたかったの。小さい貴女に酷いことをしてしまってごめんなさい!謝っても許されないことはわかってる!だけど…………」

「真珠さん……私はもうそんなこと気にしてません。過去に何があってもそれは変えられない。だけど、私達には今がある。今を楽しく生きていけば良いだけじゃないですか。」

母「……………………っ!ごめんなさい……貴女はそんなにも強く生きているのね。」

涙を流す真珠さん。
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