マフラー
1、修一に積極的に話しかける(笑顔で)。
2、修一の行動を目で追う。

↑の2つが私が決めたプロジェクトの内容。
この2つをどうやって、自然に見せるかが問題点。
そしてこの2つによって、由美をだますのが目的。(由美ごめん。)

私が学校に着いた時には、すでに修一がいた。
「よう!!」
修一がいつもどうりに声かける。
「おはよう…。」私は、クラスを見渡した

ベランダの方に、やっぱり由美がいた。
由美は、私に気付くとニヤニヤと笑った。
とっさに私は、修一に話しかけた。
「なんで、今日はこんなに来るのはやいん?」
「今日俺らが当番だから。」
「そうだったけ??」
「お前やっぱ馬鹿だら!!」
「朝っぱらから、馬鹿はないでしょ!」

いつも修一と話すとこうなる。
ケンカまでは、いかないけど、あいつの俺様キャラはどうも
私には合わないみたいで。
話してると、ムカついてくる。

 
< 4 / 8 >

この作品をシェア

pagetop