高校生の1年間の恋物語
『はぁ〜楽しかった!私、そろそろ帰るね!』
「「おーう、またなぁ〜」」
みんなは、同じ地域にだけど私だけ反対方向に住んでるから、いつも私は一人で帰っている
『華奈、送ってくよ〜』
少し歩いたところで後ろから、匠が来た
『匠、家反対なのに大丈夫?』
『おう!チャリだからな』
『じゃあ、お言葉に甘えます笑』
私の家まで高校の話とか中学のこととか、たわいもない話をしながら帰った
『匠わざわざありがとうね!』
『うん…あのさ、』
『うん?』
なかなか、話しださない匠
ずっとうつむいている
『俺!』
かと、思うと急に顔をバッとあげた