▼リセット。
「う…、あ、…あああああああああああああああああああああ!!!
もう嫌だ………ッもう嫌だよ…ッ…
なんで…
なんで上手くいかないの!?なんでこんなに…
私はこんなに頑張って…ッ
何回も何回も何回も繰り返してるのに!!
なんでこんなに…涼ちゃんが…
―――――何でッ…!!」
こらえていたものが、破裂した。
大丈夫、と言えなかった代わりに、声にならない咆哮を絞り出す。
生まれて初めて上げたような大声が、私の心の奥深くに沈めて見えないようにしていた絶望を
改めて突きつけた。
もう嫌だ。どうして。
途切れ途切れの言の葉がナイフになって、自分の耳をつんざく。