黒薔薇




「ちょっ、お前ら、いいのかよ?バラしても。」


「誤魔化しとか、めんどくさいからいいの。」


「俺も同じく。」


みんなは、驚きを隠せないようだ。
そりゃ、あの“黒薔薇”と、“奏志郎”がここにいるんだもん。

あたりまえのことかもしれないけどね。

そして一通り落ち着くと、今度は星樹に好奇の目が向けられる。



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