あなたの優しさが…2
ドアを開けてくれた大東さん
『志乃様には、お話してあります。1日も早くお戻りになる事を願ってます』
大東さんが笑ってくれる
私は車から降りて
おばあちゃんの家に行った。
これでいいんだ。
今の私じゃ…雅樹に迷惑かけるだけ
私は自分に言い聞かせて
雅樹と離れる事にした。
おばあちゃんの家で暮らし始めて
1週間は引きこもっていた
眠れない毎日
けど少しずつ眠れるようになり
少しずつ食事も取れるようになった