あなたの優しさが…2
私が頷くと
『あんなに大きくなるまで、よく一人で育てた……感謝する。これからは俺にも手伝わせてくれ。そして……美咲と雅を幸せにしてやりてぇ』
雅樹のまっすぐな瞳
私が好きな瞳
「私は……ずっと幸せだよ。雅樹に出会ったときから……」
「私が…雅樹を幸せにする。家族三人で幸せになろう」
私の手に添えた雅樹の手を握る
そして、私は雅樹にキスをした
キスした瞬間
やっぱり恥ずかしくて
雅樹の胸に顔を埋めた
「……恥ずかしい」
そう言うと
『フッ……俺も』
そう言って身体を離し
私の顎を持ちキスをする