あなたの優しさが…2
次の日
次の日……
目がさめると私はベットにいた
隣には私の愛する息子の雅がスヤスヤ寝ている
そして雅の隣には
スヤスヤ寝ている雅を愛しそうに見る雅樹
「おはよう」
『ん、おはよ』
『美咲……雅は俺似か?』
「ふふっ……そうね。私より雅樹に似てるわ。お父さんも言ってた」
『そうか……次は美咲似の女の子がいいな』
「なっ…何言ってるの!」
雅樹の発言に焦ってしまう
『ん……ママ?』
私の声で雅が起きてしまった
「おはよう、雅」
『おはよう、ママ』
そして……
『雅、おはよう』
雅は聞きなれない声の方を向く