あなたの優しさが…2
『先に入ってるぞ』
そう言って雅樹は行ってしまった
私も急いで服を脱ぎ
タオルで前を隠し入る
雅樹は目を瞑ったまま浴槽に浸かっていた
私は静かに浴槽に入る
雅樹の目が私を捕らえ
……その目は来いと言ってるように見えた
浴槽の中、ゆっくりと雅樹の前に行き
腰を下ろした
雅樹に後ろから抱きしめられる格好になる
『また、こうやって一緒に風呂に入れた』
雅樹は私の首に顔を埋めて話す
『もう二度と…俺から離れるな』
「……うん。ごめん……」
そう言うと、雅樹はお仕置きだと言い出し私を抱きかかえ
私の頭から足の先まで、洗い出した