あなたの優しさが…2
『美咲……明日から少しの間、留守にする。一人が嫌なら本家に居てもいい』
え?……まだ終わってないの?
『ちょっとデカイ抗争だったから、警察が入る……俺と親父も行かなきゃならねぇ…話を聞かれるだけだから』
「け……警察?」
『あぁ、よくある事だ、問題はねえ』
よくある事……
抗争のたびに、あるんだろうか……
その度に本家に行くようじゃ……ダメだ
「ここで待ってます……雅樹が帰る場所はココだから」
雅樹は、そうかっと納得してくれた
「また会えなくなるから……」
そう言って私は雅樹の上に乗りキスをした
私の行動にビックリしたけど
雅樹は私を受け入れてくれる
『美咲のご要望通りに……』
私は雅樹の頬に手を添えキスをした。