あなたの優しさが…2


『黒田、美咲さんと会えて嬉しいだろ』


大東さんは笑いながら言う


『なっ、何言ってるんですか?美咲は妹みたいな感じですからっ』


なんか……マネージャー
顔真っ赤……可愛い。


『あ、俺の事マネージャーって呼ぶの、いい加減やめろよ』


「あ、そうか…。なら黒田さん」

『黒田、お前もだ。美咲さんを呼び捨てにしてたら若に殺されるぞ』


大東さんの言葉に
さっきまで赤かった顔が
一気に青ざめていった


『やべっ……美咲さん、美咲さん……』


呪文のように練習をする
大東さんと私は大笑いしていた。
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