☆蘭くんの放浪記☆人生1からやり直しだ


  星の館の正面の自動ドアをくぐる。

 「いらっしゃいませ~」


  威勢のいい男の声が店内に響く。


  その声の主は入り口付近にいる

  俺とさほどかわらない男の

  マイクからのものだった。


 「~さぁ。じゃんじゃんいきますよ~」


  マイクを持った男はテンポよく

  響く声でしゃべり続けている。


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