幕末を舞う蝶
「私が死んでしまっても成功させます」
「!?それはどういう・・・!」
「私のおばあ様は私の体を第一に考えて危ない事はさせないでくれました。そのおばあ様はこの治癒の力を使うことを強く禁じていました。きっと、使いすぎると私は死んでしまうのでしょうね」
「それをどうして先に言わない!!!」
「総司がやめさせようとするからですよ!!!!!私にとって総司は今も昔も憧れの大切な人なんです!総司が死んでしまったら私がここに来た意味もない・・・」
「その、大切な総司がお前のあとを追ったら?」
「・・・その時は土方さんが止めてくれると信じています・・・少なくともこれを読んでくれれば総司は思いとどまってくれるはず・・・」