幕末を舞う蝶


「それくらいの理・・・!!!」


「総司も!!総司も、おなごだからと言って私には剣を触らせようとしなかったでし
ょう?」


「・・・!!!」


「正直・・・あの時は悲しくなった」


「翠珠!!」


「でも、それよりも、総司が私を守ろうとしているのが伝わってきて嬉しかったんだよ♪」


「翠珠・・・すいません・・・僕・・・そんなつもりは・・・」


「知ってるよ!総司はそんな事出来る人じゃ無いもんね?知ってるよ?」


「本当に・・・すいません・・・」


「総司そんなに、謝らなくても・・・」


「これは・・・僕のけじめですから・・・」



総司、責任感じちゃったかな・・・

私・・・最低だ・・・総司に責任感じさせて、もしもの時忘れさられない様になんて・・・

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