幕末を舞う蝶
「っおい!お前何をした!?」
「自分に区切りをつけただけです」
お母様ごめんなさい・・・お葬式もしてあげられないみたいです・・・そして、お母様に助けてもらった命を粗末にしてしまいすいません・・・きっとすぐそこに行きます・・・
「土方さん・・・沖田さん・・・心配せずとも私は今この場で死にます」
「はい?そんな事させませんよ」
沖田さんは言い終わる前に私の口を塞ぎ手を縛って担いだ。
「!?んー!!」
「屯所に連れていくだけですので♪」
「総司・・・お前つくづく怖いな・・・」
「そんなことないですよぉ♪」